四国八十八ヶ所巡拝 第三十六番~三十七番2日目(8/15)
この日は大きな峠越えが2ヶ所あります。1つは焼坂峠。もう1つは七子峠(大坂遍路道経由)。炎天下、どこまで歩けるか?あと通り雨や夕立にも注意したい1日です。
お宿に無理を言って凍らせておいたお茶を持ち、7時過ぎにお宿を出発。旧国道をのんびり歩き、約1時間で小高い丘に立つ番外別格五番霊場の大善寺に到着します。境内に参拝者無く、ゆっくり休憩させて頂きました。
大間水門
別格第五番札所 高野山大善寺 本堂(後ろ)
大善寺境内からの眺め
丘を降り、道の駅でも小休止。国道を西へ向かって歩きます。炎天下の国道。なんか「西遊記」のイメージがふと頭をよぎります。
海を見ながら曲がりくねる国道56号線を行く
9:30頃、安和駅に到着。ここで小休止します。すごく海に近い駅です!
JR土讃線安和駅
国道に戻り、焼坂峠を目指します。安和簡易郵便局の辺りで、道しるべが国道トンネル経由と旧峠道経由の分岐を示しています。天気も良いので、ここではもちろん旧峠道を選択!しばらく村の中を歩きます。途中の道しるべにあった「自然豊かな遍路道!」に、この時はわくわくしながら・・・
焼坂遍路道みちしるべ
平坦なダートコースから、急坂を登っていきます。途中、苔むした石畳かつ急坂にさしかかります。登っても登っても滑ります。鎖があるので、鎖の力も借りて登ります。まさか遍路道に鎖場があるとは思ってもいませんでしたが、止まっていると「ヤブ蚊」が襲ってくるので、休憩もほどほどに峠を登っていきます。さらに、この日どうも私が初めてこの道を歩くようで(先行していたお遍路さんは国道を選んだようです・・・)、遍路道の至る所でクモが大きな巣をはり、至る所で遍路道を「遮断」しています。お杖でクモの巣を払いつつ、峠を登っていきました。
焼坂峠 登坂口
峠を越えたと思われる地点から、徐々に高度を下げていきます。比較的歩きやすい遍路道を歩きます。
途中小さな滝を見ながら・・・
約2時間で焼坂遍路道を走破。鎖場のある急坂と、随所での「クモの巣払い」で、ある意味自然を満喫し、人工的な道路に出てホッとしました。久礼の町に入る直前に自動販売機まで備え付けてある遍路小屋を発見!「ちっくと休んでいかんかよ」と書いてある看板を見て、そのまま遍路小屋に直行!ここで昼食をとりました。
久礼の町入り口付近にある遍路小屋
「ちっくと休んでいかんかよ」
久礼の町を通り、大坂遍路道へと向かいます。地図(四国遍路ひとり歩き同行二人第7版 へんろみち保存協力会編)には「降雨の際は滝の流水で通行不能の場合がある」とありましたが、通り雨の可能性もなさそうなので、このまま大坂遍路道を進みます。尚、そえみみず遍路道は高速道路建設工事のため、全面通行止めです。
そえみみず遍路道通行止めの看板
桜並木と大坂谷川
長い長いアスファルト道を歩きます。高速道路建設現場を過ぎる頃、ようやくアスファルト道に別れを告げ、ダートコースに突入します。遍路道に沿う小川では、3~4人の子供が「探検」しています。
アスファルト道の終点 七子峠まであと2km
沢を渡ります(手ぶれご勘弁)
結構きつい急坂ですが、鎖場がない分、焼坂峠よりも楽です。それでも、一息入れつつ、16時前に峠を越えました。
国道の七子峠 標識
峠を越えた後、途中の農家の方と「暑いですね~」と挨拶を交わしつつ、だらだらと歩いていきます。お雪椿という樹齢約350年(案内はS56年なので、現在は樹齢約370年か?)の大きな椿が国道沿いに生えています。間もなく影野駅です。
田んぼに寄り添う遍路道
お雪椿
当初予定では、影野駅から17:17発のJRに乗る予定でしたが、17:30頃到着。次の窪川行きは18:53までありません(^^;このまま待っていても暇なので、隣の六反地駅まで歩きます。お宿に遅れると電話を入れ、出発。線路沿いのあぜ道を歩き、18:20頃到着。六反地駅近く(国道沿い)のコンビニで晩飯を購入。駅のベンチで晩飯を食べました。この日のお宿は窪川・岩本寺前にある伊予屋旅館。ルームチャージでの宿泊でしたが、このお宿でも色々お世話になりました。
JR土讃線六反地駅(ろくたんじ)
本日の移動距離:約28.5km(JR六反地→窪川間乗車分除く)
累計:420.5km
本日もご高覧頂き、ありがとうございました。
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