紀州鉄道探訪その1 廃線跡を歩く(2009.5.10)
5/10(日)、友人とスルッとKANSAI3dayチケットの最後の1枚分を使って、南海和歌山市駅に移動し、そこから切符を買って御坊を走る紀州鉄道を訪問する事にしました。御坊駅には残念ながらキハ603ではなく、キテツ1型が待っていました。とはいえ、かつては日本の3セク(第3セクター鉄道)の大半を走っていた富士重工製2軸レールバスも今や貴重な存在。軌道の悪さ(スンマセン)に加え、2軸による激しい揺れを堪能し、程なく西御坊駅に到着しました。

昼下がりの西御坊駅に佇むキテツ1
廃線跡その1 大和紡績専用線廃線跡
西御坊から大和紡績の工場まで0.85km、専用線が延びていて、かつては貨物列車が行き来していましたが、S59.2の国鉄貨物合理化のあおりを受けてS59.6(1984)廃止されました。一部は駐車場になったり、川に掛かる鉄橋が無くなっていたりしますが、20年以上経った今でも所々でレールが残されています。
西御坊の先、左日高川方面・右側駐車場が大和紡績専用線廃線跡
途中で線路が復活![]()

今にも列車が来そうな雰囲気です![]()
川の手前で途切れる線路・かつては鉄橋を渡って奥の工場(現ダイワボウマテリアルズ 和歌山工場)へ線路が延びていた
その2 西御坊-日高川間
西御坊までは区間運転が多数あったものの、終点日高川まで走る列車は少なく、H元.4.1(1989)付で西御坊-日高川間0.7kmを廃止、全長2.7kmのミニ私鉄が誕生しました。現在では「日本一短いミニ私鉄」の座を千葉県の芝山鉄道に譲っていますが、今でも雰囲気は「日本一」かもしれません。
キテツ1型の止まっている所が西御坊駅
鉄板のっていますがガーター橋健在![]()

家庭菜園の延長
花がきれいに咲いています
踏切跡
腕木式信号機の跡 終点は近い![]()
踏切(警報機)の跡にはお決まり(?)の「使用中止」の表示。試しに看板を「踏切注意」に変えてみたら、看板自体が錆びていてそこで表示が止まったままとなり、現役時代さながらの表示に
もちろん撮影終了後、元の「使用中止」に戻しておきました。
踏切の跡 警報機も残る
踏切の跡を道路側から見る
ローカル線廃線後の踏切には付きものの「使用中止」
現役時代の表示
ポイントやホーム跡が残る日高川駅跡に到着しました。
日高川駅跡構内から御坊方を眺める
3本のガーター橋がかつての栄華を物語る
プラットホームが残る日高川駅跡
この後紀伊御坊駅へ、今回は乗る事が出来なかったキハ603の見学へと向かいました。
参考文献 鉄道廃線跡を歩くⅧ 宮脇俊三編者 JTB刊 2001年
本日もご高覧頂き、ありがとうございました。
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コメント
廃線めぐり、続いてますね
紀州鉄道、私も行ってみたいです。宮脇さんが乗車したときは運転士さんが「みんなが汽車をバカにしよる」とか言ってたそうです。
『キテツ1』は正にバスそのものの前面ですね。
私は身近な廃線跡、小田急線の百合ヶ丘-柿生に行ってみなければなりません
投稿: 雄策 | 2009年5月21日 (木) 18時25分
本当はお遍路に行きたかったのですが、先立つもの(¥)がなくて近場に・・・
でも結構楽しめます。今回の廃線区間は乗った事がない区間ですが、歩きながら「こんな景色の中を列車が走ってたんだなぁ~」と思いを巡らせる事が出来ます!
雄策さんのHPにも廃線跡が掲載される事を楽しみにしています!って、先日土佐電鉄廃線跡UPしてましたっけΣ(;・∀・)
投稿: がんちゃん | 2009年5月22日 (金) 23時55分